2014年8月28日
恩納村の商工活動は、戦後の昭和20年代より30年代は、地域住民の生活と業務の需要に応えるため各自治会が運営する共同売店が中心となり行われていた。
昭和40年10月1日に琉球政府公園法に基づき、本村の海岸が沖縄海岸政府立公園に指定、その後、昭和47年5月15日の本土復帰に伴い、沖縄海岸国定公園に指定、昭和50年の沖縄国際海洋博覧会に向けて、県内外からのレジャー客を対象とする大型ホテル、土産品店、民宿、ドライブイン等が増加し、また、ゴルフ場も整備され、本村の商工活動が活性化してきた。
昭和46年1月には、恩納村観光協会が設立され、観光地の修景美化や観光客の誘致のためのパンフレットの作成、キャラバン隊派遣等、観光に関する諸事業を実施してきた。
このような中、日本復帰に伴って「商工会の組織等に関する法律」が沖縄県にも適用され、観光協会会員を含めた村内商工業者の育成も図るため、本会は、既存組織である観光協会の業務も引き継ぐ形で昭和49年8月に県下14番目の商工会として会員130名でスタート、現在では460名の会員を有している。