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経営革新物語

木工所の強みを活かした木製品雑貨の 開発

三和木工所

木工所の強みを活かした木製品雑貨の開発(経 営 革 新)

所在地:宜野湾市我如古4-16-27
代表者:新納 恵美子
業 種: 製造業
設 立:昭和47 年
電 話:098-898-3488
H   P:https://miwamoku.ti-da.net/

 

経営革新の概要

ハウスメーカーからの受注業務が頭打ちの為、新たな収益基盤を確立させる必要がありました。建具やオーダー家具製造時に発生する端材と老舗木工所の技術を活かし、木製玩具である「木っ端積み木」とアロマ雑貨の「アロマブロック」を製造販売します。木材防腐剤を使用していない国産木材を原材料として、安心で安全な国産木材玩具、アロマ雑貨です。また、一般消費者に当社の玩具とアロマ雑貨に触れてもらうことで、当社の認知向上と技術力の周知を図り、既存事業であるオーダー家具の受注増加のシナジー効果が期待できます。

既 存 事 業 新 事 業
提供する商品・
サービス
建具製造取り付け、オーダー家具製造 木製玩具製造( 木っ端積み木)、
アロマ雑貨の製造( アロマブロック)
連携先:・県内雑貨店3 社、ネイルサロン1 社
・県内保育事業者1 社
ターゲット顧客 ハウスメーカー、設計事務所、
一般客
・木のぬくもりに癒しを求める女性
・子供の玩具に安心安全を求める母親

 

代表者の声
老舗木工所の後継者として、先代から受け継いだ事業を守りつつ、新た市場開拓を模索していました。頭の中にあった構想を商工会に相談を重ねることで新たなビジネスプランとして形作ることができました。当社にとって新たなチャレンジですが、先代が築き上げた伝統・技術を受け継ぎながら後継者である私のチャレンジ精神を活かして事業を発展させていきたいと思います。

 

経営指導員の視点

新たな商品開発、市場開拓を模索していた仲田代表の相談を受ける中で、代表が描いた構想を可視化するとに重点を置き支援を行いました。今回の計画は同社が培ってきた技術と人脈を活用する事業で、後継者として伝統を守りつつ更に発展させていきたいという現代表の熱い思いから計画策定に至りました。本事業が成功するよう生産効率の改善と販促面で引き続きサポートしていきたいと考えています。

宜野湾市商工会 赤嶺 樹

沖縄県商工会連合会支援課経営力向上支援室では、令和元年度商工会経営指導員が施策を活用して経営支援に携わった事例をまとめた、経営支援事例集を制作しました。経営革新計画や事業承継計画の策定支援、小規模事業者持続化補助金やものづくり補助金の活用、エキスパートやよろず支援拠点等専門家派遣支援と、その後のフォローアップ等に関与して伴走支援を行った事業所の取組を紹介してまいります。

 

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