2020年11月21日
B&Bタンデム |
電動リフトを導入して障害者に安心安全な宿泊施設
(持続化補助金)
所在地:宜野座村字松田2629-269 | ||
代表者:新里 清次 | ||
業 種:宿泊・飲食業 | ||
設 立:平成29 年 | ||
電 話: 098-968-5336 | ||
HP:https://bbtandem.jp |
課 題 | 「楽しめる。くつろげる。海と自然とランチが堪能できる宿」として平成29 年に開業。1 階はカフェレストランで2 階はツイン5 室の宿泊施設となっています。当施設は那覇空港から1 時間という好立地と交通アクセスも良く国内外の観光客に利用していただいているが、エレベーター等の設備がなく、高齢者や障害者等には不便で顧客のニーズに対応できないことが課題でした。 |
取組内容 | 申請書の策定にあたっては、主に高齢者や障害者、外国人観光客をターゲットにして、電動リフト導入で利用客が何割増加するか等の助言がありました。補助事業では、1 階から2 階へ上がる階段に電動式のリフトを設置し、ホームページ上にも掲載して情報提供を行いました。また、ランチを利用する高齢者等へ電動リフトを紹介し試乗体験をしていただきました。荷物の多い外国人観光客の宿泊者からも好評で、ネットでの問い合わせや介護事業者からの問い合わせも多くなりました。 |
将来の展望 | 宜野座村は、平成29 年度に「道の駅ぎのざ」がリニューアルし、年間約60 万人余が利用している。また、阪神タイガースやイチゴ狩りなどいろんな楽しみ方があるので、地元食材を活用したメニューの充実を図り、気軽に寄りたくなるお店作りをしていきます。 アドバイスを受けるまでは、経営の数字の意識をしたことがなかったのですが、これを機にしっかりチェックしていこうと思います。 |
代表者の声 | |
融資相談をすることで小規模事業者持続化補助金について知ることができ、また活用することができ満足です。開業から日も浅く小規模事業者に対する様々な支援制度があり、商工会からの情報提供に助かっています。今後も新たな取り組みを検討中であり、活用したいと考えています。 |
経営指導員の視点 |
沖縄公庫融資相談会対応時に「高齢者や障害者向けに電動リフトを設置したい」との要望を聞き持続化補助金を提案。当会の事業計画作成セミナーにも積極的に参加する姿勢は意気込みが伝わりました。今後もカフェレストラン及び宿泊施設の利用者及び集客アップに向けたサポートを引き続き行っていきます。
宜野座村商工会 大城 盛治
沖縄県商工会連合会支援課経営力向上支援室では、令和元年度商工会経営指導員が施策を活用して経営支援に携わった事例をまとめた、経営支援事例集を制作しました。経営革新計画や事業承継計画の策定支援、小規模事業者持続化補助金やものづくり補助金の活用、エキスパートやよろず支援拠点等専門家派遣支援と、その後のフォローアップ等に関与して伴走支援を行った事業所の取組を紹介してまいります。 |