2020年11月30日
鮨川崎 |
地域のご年配や足の悪い方々にやさしい店づくりによる販路開拓(持続化補助金)
所在地:嘉手納町字嘉手納464 | |
代表者:川崎 竜 | |
業 種:飲食業 | |
設 立:平成24 年4 月 | |
電 話:098-957-5325 |
課 題 | 町内にある唯一の回らないお鮨屋さん。こじんまりとした店内は、座敷席がメインの店づくりで、落ちついていて大人がくつろげる空間ではあるものの、ご年配の方々や足の不自由な方々からは、座りづらく立ち上がりにくいとのご指摘も頂いており、座席を改良し、快適な空間で、当店のこだわりの鮨を楽しんで頂くことが課題でした。 |
取組内容 | お客様への快適な空間の提供を目的として、店内改装を施し、テーブル、イス、間仕切りの設置を行いました。店内の雰囲気もだいぶ明るくなり、お店の雰囲気を崩さないモダンな改装を行うことができました。限られた時間で施工をしてもらうことは大変でしたが、工事業者と調整を重ねて実現することができました。また、間仕切りの裏側は、常連のお客様のボトルキープができるよう棚を設けスペースの有効利用を図りました。 |
将来の展望 | 「リーズナブルな価格で鮨を提供し、お客様に喜んでもらえること」を第一に考えています。本事業でお店の雰囲気を明るくすることができ、今後はカウンターの拡張などを図り、魅力あるお店づくりを考えていきたいと思います。 |
代表者の声 | |
タイミングよく補助金を活用することができてよかったです。内装工事を行ったことで、ご年配の方々や足の不自由な方々の入店もしやすくなり、お客様に喜んでもらえています。常連のお客様からも「座りやすい」「テーブル席の方がいいね」とのお声をよく頂いています。料理を含めてすべてにおいて妥協しないというポリシーのもと、町内唯一の鮨専門店として、お客様が喜んで頂けるよう、和気あいあいとしたお店づくりを続けていきます。 |
経営指導員の視点 |
町補助金の活用を検討されて商工会を訪れたことから支援がスタート。ターゲットが明確であり、販路開拓の取り組みであることから、持続化補助金の活用を提案。本事業の実施により、ご年配の方々や足の不自由な方々のファンも増えてくることで、安定した売上が期待できると思います。また、テーブル席にしたことで、スタッフも動きやすくなり、料理や飲み物の提供、片付け等がスピードアップし、お客様の回転率もさらに期待できるようになりました。
嘉手納町商工会 諸見里 安胤
沖縄県商工会連合会支援課経営力向上支援室では、令和元年度商工会経営指導員が施策を活用して経営支援に携わった事例をまとめた、経営支援事例集を制作しました。経営革新計画や事業承継計画の策定支援、小規模事業者持続化補助金やものづくり補助金の活用、エキスパートやよろず支援拠点等専門家派遣支援と、その後のフォローアップ等に関与して伴走支援を行った事業所の取組を紹介してまいります。 |