2012年9月18日
仲井眞弘多 沖縄県知事
照屋 義実 沖縄県商工会連合会会長
去った9月18日に県庁の知事応接室にて全国商工会連合会の発行する月刊商工会誌の取材で仲井眞弘多沖縄県知事、照屋義実沖縄県連会長の対談が行われた。
主な内容としては、仲井眞知事からは県の21世紀ビジョンの「強くしなやかな自立型経済構築」を施策展開の基軸の一つに位置付けており、
具体的には那覇空港滑走路の増設や鉄軌道を含む新たな公共交通システムの導入や、中小企業への総合支援の推進などに取り組んでいくことと、中小企業振興条例に基づいた中小企業支援計画を策定し「経営革新等支援事業」や「県産品拡大展開総合支援事業」などに積極に取り組むなど県の今後の方針について語られた。
照屋県連会長からは、マル経融資での全国一の実績や会員加入伸び率が全国トップであることの報告と県内中小企業支援策としての全国でも例を見ない沖縄県独自の「沖縄雇用・経営基盤強化資金制度」の創設に対してお礼を述べられた。
また、来年の設立40周年を目標に2万会員の達成を目指し、「地域に根差した商工会活動を推進」していくとの意気込みを語られた。
最後に、仲井眞知事より「地域に支持され、自立する商工会」の実現がなされるように期待しているとの激励があり対談は終始和やかな雰囲気で終了した。