2011年5月15日
商工会の勉強会で 目からウロコ・・・
平成22年度に本部町商工会が全国展開支援事業を開催しましたが、そこでは、県内はもとより県外からも各分野の専門家を招いて地域資源を活用した新商品の開発や商品パッケージデザインの考え方、商品販売戦略など企業経営に関する勉強会が行われました。
(株)誠もち店の比嘉社長もこれに参加したことで、販売促進戦略に関する新たな視点を得ることが出来ました。
いざ!市場開拓と新商品開発へ
早速、商工会の勉強会で習得した知識を活用して、地域資源を活用した琉球おやきと大福の新商品開発と販路開拓へ乗り出しました。しかし、新商品販売を展開するためには、克服しなければならない経営課題が山積みしており、専門的支援をうけなければ今回の事業計画の実行は困難であることを痛感し、本部町商工会の仲村指導員へ経営相談を行いました。
がんばる企業を専門家チームでサポート
誠もち店の取り組みについて早速、仲村指導員を通じて、沖縄県商工会連合会の吉元スーパーバイザーへ相談が持ちかけられました。
吉本氏は、商品開発・販路開拓に関する専門家を招聘して経営支援チームを結成し、迅速な支援を行いました。
今回は、もとぶの琉球おやきの開発販売を支援することから、チーム名を「もとぶ・おやっき~ず」として、比嘉社長を中心にメンバー全員、ワイワイガヤガヤ楽しく販売計画を立てています。
現在は、このような取り組みを県の経営革新計画と戦略的県産品開発支援事業等の計画書としてまとめており、県の経営支援施策の活用を目指して取り組んでいます。
チームで経営支援することのメリット
- 多様な専門家の視点を活用することで視野の広い事業計画作成が可能となる。
- 経営者の抱える問題を包括的に支援することで、迅速なワンストップ支援が可能。
- 国や県の経営支援施策に関する情報が経営指導員や各専門家から提供されるため経営者の次の一手が見出せる。
- 孤独になりがちな経営者に対して支援の輪が広がり、前向きな経営支援が行える。