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経営革新物語

高齢者施設向け調理済み冷凍商品の開発

株式会社東屋

高齢者施設向け調理済み冷凍商品の開発

(経 営 革 新・ものづくり補助金)

所在地:宜野湾市喜友名2-22-6 1 階
代表者:東 龍次
業 種: 食料品製造業
設 立:平成29 年7 月
電 話:098-896-0790
H   P:https://www.azumaya.okinawa/

 

経営革新の概要

高齢者向けに特化した調理済み冷凍真空パックを開発します。噛む力や飲み込む力が弱い高齢者への毎食の食事の用意について負担感のお持ちのご家族等に利便性を提供することができます。県産の食材を使用した高齢者向け冷凍商品を提供している例はなく、沖縄の高齢者が好きな郷土料理等や地場産の島野菜を使ったメニュー等を日替わりで提供できる強みを活かします。

既 存 事 業 新 事 業
提供する商品・
サービス
高齢者向けに特化した調理済みチルド真空パック 高齢者向けに特化した調理済み冷凍真空パック
連携先:既存取引先である高齢者施設
(50 施設)、自治体、医療施設、福祉施設
ターゲット顧客 ・高齢者施設
・デイサービスを利用している
高齢者(朝食、昼食用)
・高齢者施設
・デイサービスを利用している高齢者(夕食用)

 

代表者の声  
現在、既存の取引施設や地方自治体、個人の方から在宅向け(個人用)の調理済み食品の提供はできないかと多くの問い合わせ頂きながら品質や賞味期限、価格、人件費などの問題から心苦しくお断りしている現状でした。今回経営革新を通して介護にお困りの方や、健康面でお困りの方達のサポートをより強化して行きたいと思います。

 

経営指導員の視点

ものづくり補助金によるリキッドフリーザー導入を支援し、並行して経営革新計画策定を進めました。東社長の頭の中で思い描いていたものを事業計画書に落とし込み、見える化したことで課題抽出と解決策を導き出すことに繋がりました。上原SVのサポートを受けながら適宜、専門家派遣を活用したことで課題の解決策をスムーズに提案することが出来ました。今後も引き続き販路開拓に向け支援を行いたいと思います。

宜野湾市商工会 大城 秀樹

沖縄県商工会連合会支援課経営力向上支援室では、令和元年度商工会経営指導員が施策を活用して経営支援に携わった事例をまとめた、経営支援事例集を制作しました。経営革新計画や事業承継計画の策定支援、小規模事業者持続化補助金やものづくり補助金の活用、エキスパートやよろず支援拠点等専門家派遣支援と、その後のフォローアップ等に関与して伴走支援を行った事業所の取組を紹介してまいります。

 

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