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小規模事業者持続化補助金 経営革新物語

機械化に伴う作業工程の簡素化と 量産体制の確保による販路拡大

 

みそのこ食品

機械化に伴う作業工程の簡素化と
量産体制の確保による販路拡大(持続化補助金)

所在地:那覇市小禄1 丁目37-1
代表者:永山 勝大
業 種:食料品製造・卸売業
設 立:平成22 年12 月
電 話:098-851-8543

 

課 題 あぶらみその製造、卸をメインに事業を展開。県内の大手スーパーや県内スーパーで開催する大規模フェア等からの引き合いがあるが、現在の設備では製造が追いつかないことから着手できずにいました。また、商品の製造工程に課題があり、過重作業であることから腱鞘炎になったり、従業員の定着率が悪い状況が続いていました。
取組内容 課題である製造工程の改善と量産体制を確保する為、特注の機械(背脂カットマシン)の導入を行いました。1 日半かけて25kg の商品製造を行っていたが、機械導入により50kg を半日で製造が可能となり、製造工程も簡素化された為、従業員の育成が容易となりました。また、これを機に大型取引やOEM 商品の製造にも着手でき、新たな販路ができました。
将来の展望 今後は、量産体制が確保できつつある為、引き合いのあった大規模フェア等への出店を検討していくとともに、県外からの購入者をフォローできるよう、インターネット販売での取り扱いを強化していきます。

 

代表者の声
今回活用した小規模事業者持続化補助金のような制度はとてもありがたい制度だと思います。このような制度がある事で少しずつですが、自社の販路開拓や課題解決に向け取り組んでいくことが出来るので、多くの小規模事業者の方に利用して頂きたいと思います。

 

経営指導員の視点

金融支援をきっかけに御社の支援がスタートしました。御社主力商品のあぶらみそは、代表者の母親が作る家庭の味を再現した商品でありエピソード性がありました。代表者はこちらの提案や意見を取り入れ実行するのがとても速く、意欲的な経営態度が事業を良い方向へと導いているのだと感じました。今後も寄り添った支援で更なる事業拡大へ向け支援していきたいです。

豊見城市商工会 與那城 瑛太

 
沖縄県商工会連合会支援課経営力向上支援室では、令和元年度商工会経営指導員が施策を活用して経営支援に携わった事例をまとめた、経営支援事例集を制作しました。経営革新計画や事業承継計画の策定支援、小規模事業者持続化補助金やものづくり補助金の活用、エキスパートやよろず支援拠点等専門家派遣支援と、その後のフォローアップ等に関与して伴走支援を行った事業所の取組を紹介してまいります。

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