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小規模事業者持続化補助金 経営革新物語

急速冷却機の導入による生産体制の強化

 

おかずの店 比嘉

急速冷却機の導入による生産体制の強化(持続化補助金)

所在地:糸満市西崎町5-13-6 (ニッシン楽働館内)
代表者:比嘉 辰徳
業 種:食品製造業
設 立:昭和48 年4 月1日
電 話:090-8832-6495

 

課 題 所在する糸満市は旧正月やハーレーなど独自の文化・風習があり行事が多い地域です。その中で人が集まる際によく利用されるオードブル等の需要は高く、お客様からの要望も多くありましたが、当店では対応する生産体制が整っておらず課題となっていました。
取組内容 補助事業では急速冷却機を導入し、商品の計画的な製造やメニューの多様化に対応できる体制を整えました。要望の多かったオードブル製造やニーズに応じた惣菜の販売など、ラインアップが強化でき、ご来店頂いた方からも好評で新商品を手に取る機会が増えていることから、客単価も少しずつ向上しています。
将来の展望 今後はオードブルや高単価の弁当を販売し、高収益な経営を目指して行きます。また、安心・安全を心掛け、常連さんに飽きさせないメニューの開発など、地域に根付くようなお店にしていきたいと思っております。

 

代表者の声
今回が初の補助金の活用ということで、現在の店舗における調理過程のオペレーションやメニュー開発、今後の方向性を改めて見直すことができました。そのため、迷いがなくなり明確な目標を持つことができました。設備の導入後は、オードブルの注文も入り、メニューの開発も行うことができ、売り上げも向上できました。補助金の活用で、店舗経営を良好にすることができ、感謝しております。

 

経営指導員の視点

新商品の開発に何か使える施策等がないか模索していた代表の比嘉さん。経営状況や抱えている課題などをヒアリングし、持続化補助金の活用を提案しました。事業計画書を作成するなかで経営環境や自社の強みが明確になり、取組まなければならないことや、目標がしっかりイメージできたことがよかったと思います。今後も事業の発展に向けて継続的にサポートを行っていきます。

糸満市商工会 松本 啓

 
沖縄県商工会連合会支援課経営力向上支援室では、令和元年度商工会経営指導員が施策を活用して経営支援に携わった事例をまとめた、経営支援事例集を制作しました。経営革新計画や事業承継計画の策定支援、小規模事業者持続化補助金やものづくり補助金の活用、エキスパートやよろず支援拠点等専門家派遣支援と、その後のフォローアップ等に関与して伴走支援を行った事業所の取組を紹介してまいります。

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