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経営革新物語

役割と意識して商いをする、そして、経営革新へ

出会いと人生テーマ

経営革新と人生は関係無いと思うかもしれないけど、心の底から沸き立つ思いと事業が一致して仕事ができたら、ドキドキ!ワクワク!して人生として楽しまないと損だと思います。

でも、大変なことが多いけど、こんな事したら、あんな事したら・・・・・とチャレンジし続けて、今は何とか頑張っています。

私はうるま市で電気工事業を行っている会社の長男として生まれ、日本工学院専門学校を卒業して東京でサラリーマンした後、親父の会社へ入社したものの、仕事に身が入らず、先輩社員からは、ダメダメボンボンと言われて前に進めなかったが、地元先輩の薦めで商工会青年部に入会しました。

参加初日から同世代の経営者が主張発表大会に向けて堂々と発表している姿に度肝をぬかれたことが、今も心に刻まれています。

青年部活動では、先輩方の指導のおかげで卒業前には主張発表大会に参加することができ、それからも多くの方との出会いに恵まれるなか、北谷町商工会で講演した方と出会い、何のために仕事しているの?と問われ頭の中で、「金の為、生活の為、遊ぶ為・・・・・」結経答えは出ませんでした。

そんな時、仕事が激減し商いが苦しくなってきてやってられない状況になってしまいました。

何の為に

改めて、私がこの地域で今の仕事を続けていくことを考えていた時、父親が口癖のように言っていた「人に迷惑をかけたらいかん」という言葉が頭の中で響き、今やめたら多くの人が困るから、今できる事からやってみようと、毎日夜中まで働いたら何とかヤマを越えていました。

体も心もクタクタの中で、私は何の為に働いているんだと再度自分に問いかけ、どうせだったら男として大きな事を志し、かっこよく生きたいと思い、「未来を作る子供たちの為に良い環境を作れる仕事がしたい」と思って、新たな気持ちで仕事に向かいました。

役割と意識して商いをする。そして、経営革新へ

これまでの仕事は、建設会社・施主・設計事務所・公共機関から工事を受注する「受けの仕事」をしてきたが、私の仕事に対する志しが定まり、意識し始めると不思議なことに、子供たちに良い環境を作れる商品と出会えました。

この環境によい商品を提供して、新たに仕事を創り出す方法が分からなかったので、以前商工会で開催された研修の中で、『経営革新』
が事業目的を具現化する為の方法であることを思い出し、経営革新の承認が必要だと考え、地元うるま市商工会に相談しました。

経営革新計画作成には、経営指導員の饒平名敦子さんと平良雄史スーパーバイザーと一緒に、「提案営業の構築による新規顧客の獲得」をテーマに設定し、現状把握と当社の強み弱みも含め何度も計画書をブラッシュアップして、経営革新の承認に繋がりました。

現在では、積極的にお客様に省エネ・新エネ提案・光ネット完備の共同住宅の提供をする事で、新たな受注が取れ始め、これからは、省エネ・新エネ・環境・健康を意識して地域の人が「翁長んところに任せたら安心だよね」と言われ多くの人が出入りする企業になりたいと思います。

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