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小規模事業者持続化補助金 経営革新物語

食をテーマにチャレンジする女性の為の トライアルキッチン

 

沖縄ガールズスクウェア

食をテーマにチャレンジする女性の為のトライアルキッチン(持続化補助金)

所在地:八重瀬町字仲座834-2
代表者:岩渕 裕子
業 種:飲食・サービス業

(カフェ・キッチンスペースレンタル)

設 立:平成27 年9 月
電 話:080-1298-9628

 

課 題 コミュニティカフェを経営。食をテーマに起業を考える県内女性の相談窓口やコミュニティ形成の場として運営してきましたが、実際に起業を考えた場合、初期費用や店舗運営が未経験の方にはあまりにリスクが大きく起業へ踏み出しにくい現状でした。お菓子やパン類等の製造販売が出来るテストマーケティングの施設が県内に少ないことが課題だと感じていました。
取組内容 申請書の策定にあたっては、ターゲットの選定や売上予測について一緒に考えてもらいました。補助事業では、業務用オーブン等の設備を導入しテストマーケティングの機会を提供出来る体制を整えました。また施設入口にカフェのイメージカラーであるピンク色の看板を設置、「菓子製造業許可取得」のキーワードを記載したチラシ300 部を作成しイベントやマルシェ等にて配布したところ、以前と比べると2割ほど問い合わせが増えました。
将来の展望 今後も事業を継続していく為に経営の数字を意識しながら、食をテーマに起業準備を行う県内女性に対してトライアルキッチン設備の提供や交流の場としても活用してもらえるように運営していきます。

 

代表者の声
「トライアルキッチン」事業については構想はもっていたものの、資金面のハードルが高くて踏み出せずにいたのですが、補助金申請について快くサポートいただき長年の構想の最初のスタートアップを実現できることがきました。許認可取得のキッチン設備は、とても反応がよく早速利用者の申込もあり出だし好調です。チラシ配布と合わせてSNS で発信をすることで、お問合せや内覧者も増えてきています。

 

経営指導員の視点

非会員であったが持続化補助金の申請の為に来所。すでに経営計画書を作成していて事業内容が明確であったので、こちらからは売上の見込みと広報内容の確認、キッチン設備をレンタルするだけではなく、許認可取得についての支援を提案しました。また補助事業申請後、会員になっていただきました。
引き続き、イベントへの出店提案等広報についてサポートしていきます。

八重瀬町商工会 伊波 幸則

 
沖縄県商工会連合会支援課経営力向上支援室では、令和元年度商工会経営指導員が施策を活用して経営支援に携わった事例をまとめた、経営支援事例集を制作しました。経営革新計画や事業承継計画の策定支援、小規模事業者持続化補助金やものづくり補助金の活用、エキスパートやよろず支援拠点等専門家派遣支援と、その後のフォローアップ等に関与して伴走支援を行った事業所の取組を紹介してまいります。

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